AL-6.5C

AL-6.5Cは、Audio Laboratoriaの6.5インチミッドバス「AL-5PRO-W」で培った設計思想をベースに、Al-Mg振動板ワイドバンドツイーターを同軸上に組み合わせた6.5インチ・2Wayコアキシャルスピーカーです。

本モデルは、まずは数量限定モデルとして販売いたします。

「シンプルに取り付けられるからコアキシャルを選ぶ」のではなく、音のつながりと定位を重視した結果としてコアキシャルを選ぶ。AL-6.5Cは、そんな新しい選択肢をAudio Laboratoriaから提案する、数量限定の6.5インチコアキシャルスピーカーです。


◆音のつながりを重視したコアキシャル構造

一般的なセパレート2Wayでは、ミッドウーファーとツイーターを異なる場所へ設置するため、それぞれのユニットからリスニングポジションまでの距離や角度に差が生じます。特に車室内は左右非対称でリスニング距離も短く、スピーカーの取付位置にも大きな制約があるため、取付や調整も重要になります。

AL-6.5Cでは、ツイーターをミッドウーファーの中心軸上に配置し、中低域と高域を担当するユニットの音源位置を近づけることで、異なる帯域の音をより一体的にリスナーへ届け、クロスオーバー周辺を含めた自然なつながりと、フォーカスの合った音像再現を追求しています。

ボーカルや楽器の帯域がそれぞれ別の場所から聴こえるのではなく、一つの音像として自然につながって聴こえること。AL-6.5Cがあえてコアキシャル構造を採用した大きな理由です。


◆AL-5PRO-Wの設計思想を受け継ぐ6.5インチミッドウーファー

中低域を担当する6.5インチミッドウーファーには、AL-5PRO-Wで培った設計思想を投入しています。

振動板には、軽量性・剛性・適度な内部損失のバランスを考慮したハニカムコンポジットコーンを採用。
音楽の土台となる低域の量感だけを追求するのではなく、低域から中域にかけてのレスポンス、情報量、そしてボーカルや楽器に必要な厚みと自然な質感を重視しています。

ボイスコイルには25.5mm径の銅線4層巻ボイスコイルを採用し、フェライトマグネットによる磁気回路と組み合わせています。

Fs(最低共振周波数)は49.4Hz、Qtsは0.510。6.5インチという扱いやすいサイズながら、ドアスピーカーとして必要な低域再生能力を確保しつつ、音楽の基礎となる中低域を正確かつ力強く再現することを狙った設計です。


◆繊細な高域を再現するAl-Mgワイドバンドツイーター

ミッドウーファーの中心には、同ブランドのAL-9.3PROでも採用しているAl-Mg(アルミニウム・マグネシウム)振動板を採用したワイドバンドツイーターを配置しています。

軽量かつ高剛性な金属振動板に大型サラウンドを組み合わせることで、高域の細かな情報や余韻を繊細に再現するとともに、ミッドウーファーとの自然なつながりを追求。

磁気回路には小型ながら強力なネオジムマグネットを採用しています。

システム全体の再生周波数帯域は50Hz~25kHz(±3dB)で、高域だけを強調するような派手さではなく、中低域から自然につながり、ボーカルのニュアンスや楽器の倍音、空間に残る微細な情報まで表現する高域再生を目指しています。


◆金メッキスピーカーターミナル

入力端子には金メッキ処理を施したスピーカーターミナルを採用しています。

カーオーディオでは、温度や湿度が大きく変化する車室内・ドア内部にスピーカーを設置するため、長期間にわたる接点の安定性も重要になります。

金メッキ処理によって端子表面の酸化や腐食を抑え、安定した接触状態を維持。
振動板や磁気回路だけでなく、信号が入力される部分まで基本品質にこだわっています。


◆純正位置を活かしながら、本格的な音質を

AL-6.5Cコアキシャル構造のメリットはシンプルなインストール性です。

ミッドウーファーとツイーターを別々の場所へ設置する必要がないため、車両の純正スピーカー位置を活用しながら、本格的な2Wayシステムを構築できます。

大掛かりなピラー加工などを行わず、車室内の外観をできるだけ変えずに音質を向上させたい場合にも適しています。また、フロントスピーカーとしてだけでなく、リアスピーカーまで音質にこだわりたいシステムや、構造上セパレートスピーカーの設置が難しい車両など、さまざまなシステムへの応用が可能です。

シンプルなインストールと、本格的な音作りを両立できます。


◆「コアキシャルだから」という妥協ではなく、「コアキシャルだから」得られる音を

コアキシャルスピーカーというと、純正交換やエントリークラス向けのシンプルなスピーカーというイメージを持たれることもあります。

しかし、ミッドウーファーとツイーターを同一軸上に配置し、両者の音源位置を近づけられることは、音のつながりや定位を考えるうえでコアキシャルならではの大きな特徴でもあります。

AL-6.5Cでは、そのメリットを積極的に音質へ活かすことを考えました。取付を簡単にするためだけのコアキシャルではなく、音楽を一つの音像として自然に届けるためのコアキシャル。AL-5PRO-Wの6.5インチミッドウーファーの設計思想と、Al-Mgワイドバンドツイーターを一つに。

AL-6.5Cは、Audio Laboratoriaが考える新しいコアキシャルスピーカーの形を提案する、数量限定モデルです。


【寸法】

外径:166mm

取付穴径:143mm

取付深さ:58mm