
2026年8月中旬発売予定


優れたスピーカーユニットだけでは、理想の音は完成しません。
それぞれのユニットが最も美しく鳴る帯域を受け持ち、自然につなぎ合わせる。
その重要な役割を担うのがネットワークです。
AL-5.2PRO-NWは、AL-5PRO-WとAL-2.5FLフルレンジの性能を最大限に引き出すため、一から専用設計された高音質パッシブネットワークです。


クロスオーバー周波数は約950Hz。
しかし、Audio Laboratoriaが目指したのは、単に950Hzで音を分けることではありません。
位相特性や各ユニットの音色、実車での聴感まで考慮し、何度も試聴と測定を繰り返しながら最終チューニングを行っています。
音の切り替わりを感じさせない自然なつながり。それがAL-5.2PRO-NWの最大の特徴です。

ネットワーク内部には、大容量フィルムコンデンサ、高品質な空芯コイルや抵抗を採用。
電気信号をできる限り損なうことなく伝送し、スピーカーユニット本来の性能を引き出します。音楽の情報量や空気感、定位感まで丁寧に描き出し、長時間でも聴き疲れしない自然なサウンドを実現します。
単純な電気回路だけでは、理想的なクロスオーバーは実現できません。
AL-5.2PRO-NWでは、ユニット固有の周波数特性やインピーダンス変化も考慮し、音響特性を重視したクロスオーバー設計を採用。仕様上は、
となっていますが、実際にはユニット特性も含めたアコースティッククロスオーバーとして最適化されており、自然な位相特性と滑らかな音のつながりを実現しています。

入力部はバイアンプ接続に対応。
ネットワーク側のスイッチ操作だけで津城接続(シングルアンプ)とバイアンプ接続の切り替えが可能です。
通常は1台のアンプからネットワークへ信号を入力し、ミッドバスと2.5インチフルレンジをそれぞれ最適な帯域へ分配します。
一方、バイアンプモードでは、ミッドバス用と2.5インチフルレンジ用にアンプを独立して接続することが可能です。
それにより、システム全体の調整自由度が大きく向上します。
システムを大きく組み替えることなく、スイッチを切り替えるだけでバイアンプシステムへ移行できるため、将来的なグレードアップにも柔軟に対応します。

フルレンジ側は、+3dB / 0dB / -3dBの3段階レベル調整が可能。
車種や取付位置、リスニング環境に合わせて最適なバランスへ調整できます。

透明アクリルカバー越しに見える空芯コイルや高品質コンデンサ。
それは単なるデザインではありません。
一つひとつの部品には、音質へのこだわりが込められています。
見えない部分だからこそ妥協しない。Audio Laboratoriaらしいクラフトマンシップを象徴するネットワークです。
AL-5.2PRO-NWは、単なる「付属ネットワーク」ではありません。
スピーカーシステム全体の完成度を決定づける、もう一つの主役です。
測定器だけでは作れない音がある。
だからAudio Laboratoriaは、数値だけではなく、実車での試聴と音楽性を何よりも大切にしました。AL-5.2PRO-NWは、その思想を形にした専用ネットワークです。
【寸法】
横 : 129mm 縦 : 88mm 高さ : 33mm