21 Aug

Audio Laboratoriaでは、製品発売後も実際の使用環境や製品評価、生産技術の進歩などを踏まえながら、より良い製品をお届けするために継続的な改良を行っております。

今回は、こうした製品改良に伴う「仕様変更」について、Audio Laboratoriaとしての考え方をご説明しておきたいと思います。

「仕様変更」にもさまざまなものがあります。

一言で仕様変更といっても、その内容や製品への影響はさまざまです。
安全性や法規への適合など、お客様の使用に大きく影響する変更がある一方で、製品の品質や性能をより高めるために、生産を継続しながら細部の設計、構造、使用部品などを見直す場合もあります。

こうした品質・性能向上を目的として、生産を継続しながら仕様を見直していくことは一般的に「ランニングチェンジ」と呼ばれ、生産ロットの切り替えに合わせて新しい仕様へ移行する方法も、多くの工業製品で行われています。

製品を一度発売したら、その時点の設計をずっと変更しないということではなく、より良い材料や構造、設計方法が見つかれば、それを次の生産ロットへ反映していく。
Audio Laboratoriaでは、これも製品開発の一部だと考えております。


Audio Laboratoriaの考える「継続的な改良」
Audio Laboratoriaにおける継続的な改良は、製品グレードや基本性能を落とすことを目的としたものではありません。
音質はもちろん、品質、信頼性、構造、使いやすさなどを含め、製品としての完成度をより高めていくことを目的としています。
製品の改良では、試作、測定、試聴、評価、再調整などを繰り返しながら、最終的な量産仕様を決定していきます。

開発途中で良い結果が得られなければ従来仕様へ戻す場合もあれば、評価の結果からさらに別の仕様へ変更することもあります。
そのため、量産仕様が正式に確定する前の段階で変更予定の内容をご案内することが、必ずしも正確な情報提供につながるとは限りません。

最終的な量産仕様が確定した上で、その生産ロットを販売する際に、実際の製品に合わせた正確な情報を掲載することが重要だと考えております。


事前にご案内する変更と、ランニングチェンジ
安全性や法規への適合等、お客様の使用に大きく影響する重要な変更については、その内容に応じて事前のご案内を行います。

一方、品質・性能向上を目的とした細部の設計変更、構造の最適化、使用部品の変更などについては、通常のランニングチェンジとして生産ロットの切り替えに合わせて新仕様へ移行し、販売開始時に実際の製品内容に合わせて製品情報を更新することを基本としています。

Audio Laboratoriaでは、これも継続的な製品開発と正確な情報提供を両立するための一つの考え方だと捉えております。


過去の製品情報と現在の製品仕様について
継続的な改良を行っていく以上、過去に掲載していた製品情報と、現在販売している製品の細部仕様が異なる場合があります。

特にカーオーディオでは、実物現品の寸法ではなく、掲載情報をもとに施工を行うケースもあります。

そのため、加工や施工を行う際には、過去に掲載されていた製品情報のみを基準とするのではなく、現在販売されている製品情報をご確認いただき、可能な限り実際にお手元へ届いた製品を確認した上で施工していただくことをおすすめいたします。

製品改良の内容によっては、外形寸法、構造、付属品などが変更となる場合もあります。


仕様変更に関する運用は、メーカーやブランドによって一律ではない
変更内容をかなり前の段階で事前に告知する場合もあれば、生産ロットの切り替え直前に案内する場合、変更品の出荷・販売開始と同時期に案内する場合、通常のランニングチェンジとして順次新仕様へ移行した後に変更内容を案内する場合、あるいは販売する製品の切り替えに合わせて販売ページの製品情報を新仕様へ更新する場合など、さまざまな運用が行われています。

これは、仕様変更の内容や製品への影響、開発・生産方法、販売形態などが製品ごとに異なるためであり、どのタイミングで仕様変更を案内するかについても、各メーカー・ブランドの方針によって異なります。

Audio Laboratoriaでは、安全性や法規への適合等、お客様の使用に大きく影響する重要な変更については、その内容に応じて事前にご案内する一方、品質・性能向上を目的とした通常のランニングチェンジについては、生産ロットの切り替えに合わせて新仕様へ移行し、販売開始時に実際の製品内容に合わせて製品情報を更新することを基本としております。


より良い製品を作り続けるために
Audio Laboratoriaは、一度発売した製品をそのまま作り続けることだけが正しいとは考えておりません。

同じモデルであっても、より良い構造や部品、設計が見つかり、それによって音質や品質、信頼性を高められるのであれば、必要に応じて次の生産へ反映していきたいと考えております。

発売した時点を「完成」として終わらせるのではなく、その後も改善できる部分があれば積極的に改善し、実際の音質と製品としての価値を基準に、より良い製品へと育てていくことも重要だと考えております。